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これらのコマンドの解説をお願いします。gcp cliをインストールしようとしています。
curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg
echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] https://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
🦜:[gpt-4o-mini – openai]
それぞれのコマンドを順を追って解説しますね。
1. キーのインストール
curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg
解説:
curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg
:curl
は、データをURLから取得するためのコマンドです。- このコマンドは、Google Cloudの公式APTリポジトリのGPG鍵をダウンロードしています。
|
:- パイプ
|
は、前のコマンドの出力を次のコマンドの入力として使用するために使われます。 sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg
:sudo
は、管理者権限でコマンドを実行するためのものです。gpg
はGnuPGのコマンドラインツールで、暗号化や署名に使用されます。--dearmor
オプションは、ASCII形式の鍵(通常はテキストベースの形式)をバイナリ形式に変換します。-o /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg
は、変換した鍵を指定したパス(ここでは/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg
)に保存します。
2. APTリポジトリの追加
echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] https://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
解説:
echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] https://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main"
:echo
は指定した文字列を出力するためのコマンドです。- ここでは、新たに追加するAPTリポジトリの情報を文字列として出力しています。この情報には、リポジトリの場所や、鍵の指定が含まれています。
| sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
:- パイプ
|
により、echo
の出力が次のコマンドへの入力となります。 sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
:tee
は入力を受け取り、そのまま標準出力に表示しつつ、指定したファイルにも書き込むコマンドです。-a
オプションは、指定したファイルに追記することを意味します(既存の内容に追加)。/etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
は、Google Cloud SDKに関連するAPTリポジトリの情報を保存するファイルです。
全体の流れ
これらのコマンドを実行することで、Google Cloud SDKをインストールする為に必要なGPG鍵を取得し、新たにAPTリポジトリをシステムに追加しています。この設定が終われば、APTを使ってGoogle Cloud SDKをインストールすることができます。
次に進んで何か具体的なことをしたい場合は、どうぞおっしゃってください。
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